2010年8月30日月曜日

3Dプリンター
























デンタルラボシステムエントリーモデル内覧会
先日、株式会社DICO  3D-Labにおいて新型スキャナーと三次元入力デバイス
の発表会があったので参加してきました。
http://www.di-co.jp/
初めてこのシステムを見に来た時はたしか2008年の終わりごろだったと記憶していますが、初めて見たときの衝撃はCAD/CAMを最初に見たとき以上の物だったと記憶しています、あれから2年弱の期間の間にどれだけのスピードで進化したのかを知りたくて今回参加することにしました、
 簡単にシステムを紹介しますと、石膏模型をスキャナー(tyipDS 光学パターン投影方式)でスキャンし、専用デバイス(tyip Omni)で設計・デザインをおこない、3Dプリンターでキャスト用UV硬化レジン材料を築層しながら立体造形をおこなうシステムですが、特に三次元入力デバイスですが、いままでの物だとマウスで入力していたところを、このシステムだと触った感覚が手に伝わる特殊なペン型デバイスとソフトを使用することにより、普段ワックスアップしている感覚で作業することができます、
2年前と比べるとやはり使いやすさと速さなどが格段進化したなと感じました、
またやはり価格面でもだんだんと現実味を感じるところまで来ているといったところでした。
 今回、参加したことにより(2年間で)どれくらいのスピードで3Dプリントが発展して、自分の予想とどれだけ近かったが解ることによりなんとなくだが今後の展開が見えてくるのではないかと思います。
 要望も含めて(夢物語?)何年後かにこうなってほしい。もしくはこうなったら買いかなーと思うところは、歯冠色のUV築層ができる、(テックなどはすぐにでもできそうな気がするが)、ジャケットクラウンなどの硬レなどがエナメルとボディが築層でできればグラデーションが綺麗にできそう、インクジェットプリンターが白黒からカラーに変化していったことを考えればさほど難しくないのでは、他にはインプラントやジルコニアなどとの連携、ジルコニアについてはメーカのほうも今後対応になるといったことをチラット話していましたが、スキャナーと設計ソフトを購入すればそのほかのマテリアルは他のシステムのCAD/CAMや3Dプリンターが使えたりと選択の幅が広がればいいのにと思います。
 今後も注意深く歯科技工のデジタル化の推移を観察していこうと思います。