日曜日は朝から、モリタで行われたセミナーに参加してきました、
『スタッフとともに創る技工経営』というタイトルで講師の方は協和デンタルラボラトリーの木村 健二先生
でした、当日は30人近くのラボ経営者や管理職クラスの方が全国から参加し、年代も様々でしたが、
名前を聞いたことのある技工所や知り合いの技工士さんも参加しておりました、
実はこのセミナーは開業当初に参加していたので3年ぶり二度目の参加になりますが、
3年前に比べて世の中の景気の状態(リーマンショック)や技工を取り巻く環境(CAD/CAMや中国技工等)
も大きく変わったこととともに、自分の技工所の状態も変わったので参加することにしましたが、
結果から書きますと非常に意味のあるセミナーになりました、なかなかメーカー主催のセミナーですと、
いかに綺麗なクラウンを作るかや新しい材料・機材の説明などのセミナーは多くありますが、技工士向けの経営セミナーはなかなかやっていることが少ないですし、他の会社を対象にした、ビジネスセミナーですと価格が高い割に内容が技工業界とかみ合わないことがおおいいので、やはり成功している
技工所の経営の話はとても説得力がありました。
今や若い歯科技工士の離職率は75パーセントにもおよび、歯科技工専門学校の閉校も全国で増えています今後の少子化を考えるとまず技工士が増えることはないでしょう、自分もそうですがどこのラボも技工士の求人にこまっていることや、せっかく育てた人材が技工をやめないようにするにはどうするか?やゲームなどや実習?を用いた人材育成の方法などのレクチャーでした。
セミナー終了後も懇親会等で様々な技工所の経営者の方と意見交換することができ、とても有意義な一日でした、